埼玉県小川町の廃校(旧上野台中学校)にサテライトオフィスを開設

パルテノンジャパン株式会社は、埼玉県小川町と戦略提携を締結し、小川町にある廃校(旧上野台中学校)にサテライトオフィス「​​小川スタジオ」を開設いたしました。

埼玉県小川町は、東京・池袋から約1時間程で行くことができ、和紙で知られる自然に溢れた町です。今年6月にコーワーキングエリア、7月にシェアキッチン・カフェエリアがオープンし、廃校だった中学校が新たに蘇りました。

廃校にサテライトオフィスを開設するのは、PR会社として世界初の試みとなります。

  • パルテノンジャパン・小川スタジオが所在する旧上野台中学校

  • パルテノンジャパン・小川スタジオが所在する旧上野台中学校

  • パルテノンジャパン・小川スタジオが所在する旧上野台中学校

また、8月11日(金)には「まちのキャンパス-UECHU-」全体のオープニングイベントが運営会社である株式会社おいでなせえ主催で開催されました。厳しい暑さの中、約800名の方にご来場いただき、施設の無料開放や利活用アンケート報告会をはじめ、サテライトオフィス入居企業のオフィス公開やPR動画の放映、縁日コーナー、ビンゴ大会などを行い大盛況となりました。

パルテノンジャパン・小川スタジオの初めてのオフィス公開には、島田康弘町長をはじめとする100人以上の小川町住民の皆様やパルテノンジャパンの関係者などが参加し、音楽や軽食を楽しみながら歓談しました。

  • パルテノンジャパン アレン・パーカー代表取締役社長と小川町島田康弘町長

  • まちのキャンパス-UECHU-オープニングイベントの様子

  • まちのキャンパス-UECHU-オープニングイベントの様子

パルテノンジャパン株式会社代表取締役社長アレン・パーカーは次のように述べています。

「地域の過疎化により10年間空室となっていた廃校の元図書室を活用して埼玉県小川町にサテライトオフィスを開設したのには二つの理由があります。
一つは弊社のチームに、東京以外の場所で働く新たな選択肢として都内ではできない経験を楽しむ場所を提供したいと考えたことです。
もう一つは、日本の抱える課題としての地方創生の現場に自ら身を置いてみるという考えです。廃校にサテライトオフィスを持つ世界初のPR会社として、東京郊外や地方で見過ごされている『可能性』をこの新オフィスを通して弊社のクライアントやビジネスコミュニティに示すことができればと考えております。
歌謡曲・ジャズを中心とした100枚以上のレコードコレクションから選んで音楽を聴いたりストリーミングサービスを使って映画鑑賞をしたり、ワークライフを楽しみながら『ワーケション』が気軽にできるような環境作りをしています。
戦略提携を締結した小川町、そして『まちのキャンパス-UECHU-』の運営を担当している株式会社おいでなせえに感謝申し上げます」

新サテライトオフィスの開設にあたり、大型テレビや椅子などの什器の運び入れからテーブルの作成や部屋のレイアウトに至るまで、全て弊社社員で行いました。テーブルは全て無垢の国産杉板にこだわり、ビンテージレコードプレーヤーがあるイメージテーブルは埼玉県産の杉一枚板で、脚は解体された空き家の親柱を採用。

椅子やソファは再利用されたもので、棚および音響機器はすべて廃校の物品を再利用することで、サステナビリティにも配慮。

今後は、自然あふれるのびのびとした環境の中で社員が快適に作業ができるワークプレースをさらに整えていくとともに、このサテライトオフィスが社外の方との新たな交流の場となることを目指しております。

さらに、小川町の住民の皆様への貸し出しや小川町の「空き家活用セミナー」の開催など、町の活性化を目的とした活動も企画しております。

  • パルテノンジャパン・小川スタジオの音響設備

  • パルテノンジャパン・小川スタジオ

  • パルテノンジャパン・小川スタジオのソファーエリア

パルテノンジャパン・小川スタジオ 所在地

「まちのキャンパス-UECHU-」内
住 所:〒355-0322 埼玉県比企郡小川町東小川2丁目22 旧上中ビル2階